AWRISパロディ版 年刊Ah!WaRyIsSu 2000

− Ah!WaRyIsSu EXPRESS 2000 −

戻る ●松岡扇子嬢の狐、遂に発見されるか
●翼付きリュックでガゼネタ問題発覚
●問題図書「猫のマッサァヂの仕方」関東・北陸地方に蔓延
特派員を睨み、威圧する狐松岡扇子嬢の狐、遂に発見されるか<IPL配信>

松岡扇子嬢の呼出に応じて出現し、敵対勢力を威圧したり最終形態では扇子嬢と融合して戦闘力向上に努めている事で知られる「狐」について、今までその正体や呼出を受けていない時の様子は謎とされてきたが、このたびIPL編集部の中部(なかべ)特派員より平常時の狐と相対することが出来たとの一報が左の写真と共に入った。この一報によれば「狐」は、とある神社の境内で赤い布を首及び手首に巻き、常時召還者の呼びだしに待機している様であるが、残念ながら特派員のいる時間帯には召還は掛からなかったらしい。また、この一報には「狐に対しインタビューを試みようとしたが、睨み付け無言の威圧をかけてくるので恐ろしくてインタビューが取れなかった」とのコメントが付いていた。正直これだけの情報では証拠不足だが、信憑を確認しようにも、この一報と写真を”良いめぇる”で電送してきた以後、中部特派員からの連絡は完全に途絶えているらしく、「今更言うことは何も無い」とIPL編集部は開く直りとも取れる発表している。この情報、眉唾のような気もしないでも無い様な気もするかも知れないが(ってどっちやねん)聞いた方としては、まるで狐につままれたような感じにならざるを得ない。
お後が宜しいようで。


翼付きリュックでガゼネタ問題発覚

昨年夏に公開された喜多野剛史監督作品の映画「喜久滋郎の夏」に登場し、安井めぐみ嬢が所有する物と同等であると噂されていた「翼付きリュック」について、製作側関係者より「噂は誤解である」との正式発表があった。この発表によると「めぐみのは、あんなに羽のでかいりゅっくじゃありません」との事で、これを聞いた某研究調査室では「主任調査員が『うおぉーっ!なんてこったーっ(><)』と叫び、ガゼネタを看破出来なかったことに対して机を叩きながら悔しがっている」とのコメントを残している。
なお、安井めぐみ嬢が所有していた本物の「翼付きリュック」は既に生産が終了し流通在庫も残っていないらしく、入手は非常に困難であるとのことであるので、もし所有している方がいれば、製造会社名と製品名を教えて欲しいものである。いや、ホントに。


問題図書「猫のマッサァヂの仕方」関東・中部地方に蔓延

昨年11月頃に東海地方のS嬢の手によってB嬢宅に持ち込まれた「猫のマッサァヂの仕方」(パノレコ出版発行)が関東・中部地方を中心に蔓延している。この「猫のマッサァヂの仕方」は、一見絵本の様な形態で流通されているものの、その内容は非常に危険で非道なシュールさが漂い、子供が真似をすると精神衛生上非常に宜しくないとの理由からPTEI及び紋部省が問題図書に指定している。当局の調査によると、B嬢より出版社及びタイトル情報がインターネットを通じて流され、関東地区のY嬢がこれを見て購入。さらにY嬢から再流出した情報によって北陸地方のI/P氏までもが書店に注文し、1ヶ月待たされたがなんとか同書籍を購入したらしい。また、B嬢は某漫画情報誌「はぷ」へのアンケートでも「お勧めの本」として「猫のマッサァヂの仕方」を紹介しているらしいとの未確認情報も入っているが、本誌編集長の「未確認だと?そんな事で観測手が勤まるか!10秒で確認しろ!」と言う訳の解らない叱咤を受け現在担当者が確認作業中である。この情報が事実であれば今後全国に蔓延する可能性もあるという不安もあるが、同書籍は93年11月の第4刷以降の発行は確認されておらず流通在庫も少ないと予想される事もあってか、問題図書予知連絡会からは「そんな物好きそんなにいないから、心配しなくてもい〜んじゃないの〜?あ、弁当買ってきてくれる?俺、味噌カツ弁当ね」とのコメントが出されている。しかし、現状を知ったパノレコ出版が再刷する可能性や他社が二匹目のドジョウを狙わないとも限らないので、平成不況の世の中非常に侮れないのである。


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