Appendix:Liner notes


−ライナーノーツ−

というわけで、一応本編では語られなかった裏話やらを乗せておきます。
現在進行形のネタが切れれば順次更新します。

Chapter1

アバン:
 TVと同様、ルリによる前回のお話しのおさらい。
Chapter1に関しては劇ナデのパロディですが、本編の重要なキーワードである「可能性」に対して既に前振りしてます。
 Chapter2,3の分は単にシニカルっぽいだけですが、白百合の正体がばれるChapter4以降は多分に彼女の心理面(自虐性)がのぞき見られます。

なぜなにナデシコ:
 アバンとなぜなにナデシコと本編は微妙にリンクしています。
 特に出番の少ないルリの唯一の出番なのでできるだけ毎回欠かさずにやろうと思ってますがなかなかネタが少なくて辛いです。

ボソンジャンプ:
 かなりオリジナルが入っています。映画以上に手順を踏んでいます。
 一応各用語の説明をば
 ・セッション(Session) ここでは一連の手続きをホストとやりとりしながら行うこと
 ・リザルト(result) 相手からの結果
 ・アサート(assert) 肯定する。反語としてnagate(否定する)がある

Chapter2

見学コース:
 なかなか序盤は劇ナデと変化が出ないのですが、ここはユリカらしい場面があるところ

ユリカがB級ジャンパーな訳:
 Chapter1と共にユリカがナビゲートしない事を触れていますが、この理由はChapter5にて明らかになり、この本編の主人達入れ換え劇の要となっています。

なぜなにナデシコ:
 早くも白百合の正体をバラしに行っているところがポイント。何気にラピスを出しています。
 以降、なにげなく登場しているラピスをウォッチしているのも一興かと。

KARIYU:
 このキーワードは後にChapter6でサリナに指摘されていますが、ルリにとって厳しい現実でした。
 アキトが遺跡と融合したらどうなるだろう?と考えたら、ルリには悪いですが、どうしてもユリカにしかなりませんでした。
このキーワードを考えた時点で、「好きな人を助けようともがきながらも、決して自分は振り向いてもらえない少女の苦悩の物語」とすれは劇ナデifを書く意味があるんじゃないか?と考えてPrincess of Whiteを書きはじめた次第です。
そういう意味でユリカは狂言回しで、真の主人公はルリなのかもしれません。

Chapter3

なぜなにナデシコ:
 このChapterはずばりラピスでしょう(笑)
 それ以外ではそのまま劇ナデの書き写しなのでつなぎの回に近いかも

戦う理由:
 これも今後のキーワードです。Chapter5,6を見た後にもう一度読み直すと面白いかも。
 特にユリカの「戦う理由」に関しては常々筆者が思っていたこと。
 「ユリカって結局はアキトの事があろうが無かろうが軍人しか出来ないのでは?」
 という意味で。

メカに愛を:
 ってな事を劇ナデDVDのライナーノーツには書いていましたが、ここでもメカアクションはほとんどなしでした。あくまでもシチュエーションのパロディーですので(笑)

ホワイトサレナ:
 ホワイトサレナに関してはChapter3,6で解説されていますが、本来はオモイカネのサブセットを積んだ専用アサルトピット(当然無人)を搭載してナデシコCからコントロールされることを前提とした完全な無人兵器でした。ワンマンオペレーションのために開発された兵器と言えます。
ただ、あまりにもピーキーな為に普通の人は肉体的についていきません。
なぜルリが乗れるのかは・・・もっと後のchapterまでの秘密です。
非常にスリムで8枚の羽が特徴的なエステバリスとなります。

Chapter4

アバン:
 この回の重要なポイント。Chapter3からの引き続きですが、今まで傍観者だったユリカが実は自分自身の戦いであったという手痛いしっぺ返しを食うという意味で。
TV16話「僕たちの戦争」が始まるに準えたもの。
アキトが「これはもう「僕たちの戦争」なんだよ!」というシーンへのオマージュです

MARTIAN SUCCESSOR:
 本編では火星の後継者とMARTIAN SUCCESSORを分けて使用しています。
 ここでMARTIAN SUCCESSORはかつて火星古代文明の人達がそうしていたように
 生身でもボソンジャンプを行なうことを許された人達のことを差します。
 つまりアキト達のことです。

JESUS:
 隔壁を開けるためのパスワードですが、ユリカはSnow White、ではアキトは?ということでこれをつけました。変に解説なしのほうが良かったでしょうか?(わかる人だけがわかるという奴という意味で)

十字架のアキト:
 先のJESUSに引っかけてアキトはキリストよろしく張り付けにされているイメージです。
 遺跡って結構自分で見栄えを考えているようですね。

「男の前で死ぬか?妖精」:
 書きたかったセリフその1です。

Chapter5

なぜなにナデシコ:
 このなぜなにナデシコってどこかで放送されているものということが判明します(笑)
 一応ラブラブルリ気味なのはせめてなぜなにナデシコの中だけでも・・・というのと、
 ルリはこういう時でも結構飄々としているのでは?という想いがあるからです。

新婚旅行当日と親子の確執:
 コウイチロウがもしユリカが狙われるかもしれないと知ったら、たとえ彼女の夫でも平気で利用するだろう、ということでああいう形になりました。

 ・・・あ、新婚旅行を見送りにきたナデシコクルーって何人かいたかもしれなかったですね。

聖獣会:
 の情報をリークしたのはChapter6の通り月臣元一郎です。ま、誰でもよかったんですが。
 ということで以降なぜか月臣の露出度が高くなります。
 ルリとのからみが楽しみです・・・。
 聖獣会はポストスプリクトにあるように、草壁にかなり強力なブレーンがいないと
 火星の後継者を立ち上げることは出来なかっただろうという発想からです。

Chapter6:

なぜなにナデシコ:
 あのネタは単にユリカの名前を説明したかったからとこの回に相応しいネタがなかったから。
 そして、ラブラブルリ第2弾!!・・・なのですが、この後の展開を考えるとふざけすぎ?
 という気もしますが、せめてここだけでも明るいルリを、ということで。

エリナとサリナ:
 サリナ、性格ゆるすぎ!!
 何であのような人となりになってしまったのでしょうか?
 でも結構姉と同じく手厳しい人ですが。
 また、エリナもアキトの代わりに回想していただいたので結構切ない人になってしまっています。
 (いやぁ、エリナ派の人の気持ちも少しわかった気がします)
 エリナとルリのからみエピソードを作ってみたいと考えています。
 ひょっとしたら互いに失恋の傷心をなめ合うだけのお話しになっていしまうかもしれませんが。

ホシノ・ルリという実弾:
 Princess of Whiteモードのルリはかなりハマるキャラになると思ったので、この物語を書いた同期の一つになっています。
 で、結構この回はインパクトあるだろうな・・・
 と思っていたのですがやはりホシノ・ルリ強しで感想をいただきました(^^)
 特にBZ−R(改)からはCGもいただきました。(ありがとうございます)
 
BZ−R(改)さんによるイメージイラスト

ただ、筆者がいくらルリを出そうと思ってもストーリ展開が劇ナデに沿う以上、なかなかルリの出番がまわってきにくいのでつらいですが。

Later chapter is now printing....


ライナーノーツ2

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